土井健史 | ATAMI ART GRANT 2023

Title：

じゃまな境界

作品解説：

ATAMI ART VILLAGE
地球上に境界を引いたのは、人である。国境、敷地境界、対人境界など、人が引いた主義主張の境界を日頃我々は、疑問を持たず無意識に接して、通過している。果たして我々は、境界上で起きている様々な事柄に対して疑問を持たなくて良いのだろうか。大陸プレートの境界に位置する熱海の街(ATAMI ART VILLAGE)にじゃまな境界をつくり、ここでの体験や体感の中で、鑑賞者に境界への意識を考えてもらう作品とした。所作の記憶と一緒に。

ACAO FOREST
地球上に境界を引いたのは、人である。人が引いた境界が、対立を生み差別を生んでいる。人はなんだかんだ、理由をつけて差異を強調するために境界をつくる。果たして、多様が受け入れられる今、差異を強調するための境界は必要なのだろうか。大陸プレートの境界に位置する熱海の森(ACAO FOREST)にじゃまな境界をつくり、ここでの体験や体感の中で、鑑賞者に境界の必要性を考えてもらう作品とした。導くものと一緒に。

プロフィール：

1974年滋賀県生れ。現在、大成建設株式会社建築設計3部室長。2021年アート活動開始。瀬戸内国際芸術祭2022、六甲ミーツ・アート2022などに出展。雑誌Casa BURTUS 2022見逃せないアート 100選出。日常の風景に何を付加することで、場所やモノの背景や理由を顕在化する作品を制作。

戻る