花井優太
Title:
熱狂的なまがいもの
作品解説:
すべてのテキストは、 宙吊りの言葉の集積であり、脳内にある感情や思考の模造品です。 また、それには時として熱量をもったものが存在しますが、見方を変えれば恥ずかしいものでもあります。 極私的なものほど恥ずかしく、またうまく言葉を当てられません。そしてこの街に夏と冬に滞在し近代文学の金字塔「細雪」を書き上げた谷崎潤一郎も例外ではありません。
プロフィール:
1988年生まれ。クリエイティヴ・ディレクター/編集者。ウェブメディア、企業のブランドブック制作などのエディトリアル領域はもちろん、広告・PR領域では、世の中の文脈にフィットまたは先見性を持った戦略、クリエイティヴを得意とする。雑誌『ケトル』副編集長を経て、2021年にポストコロナのビジネス&カルチャーブック『tattva』創刊。同誌編集長。受賞歴に日経広告賞部門優秀賞、毎日広告デザイン賞準部門賞など。著書に鷲尾和彦との共著『カルチュラル・コンピテンシー』がある。