志村翔太

Title:

モビル文学 熱海ナイトフォールエレジー

作品解説:

「モビル文学」シリーズは自転車を使った移動並びに投影技術を文学表現と融合させることを目指し、映像装置に改造した自転車を用いて各街をテーマにした小説をキャンバスとしての都市に描き出す連作です。本作『モビル文学 熱海ナイトフォールエレジー』では、熱海を舞台に執筆した小説を映像化し、自転車に乗って夜の熱海をサイクリングしながら地面にテキストを投影した様子をインスタレーション作品として展示します。

 

制作協力 : 赤松正行、對中優、坂根大悟、西坂遼

プロフィール:
1993年生まれ。神奈川県川崎市出身。実家は自営業のクリーニング屋だった。世界旅行、事業開発を経てIAMAS(情報科学芸術大学院大学)博士前期課程に在籍。松尾芭蕉が『奥の細道』の結びの地とした岐阜県大垣市への引越しをきっかけに「モビル文学」シリーズの作品制作を開始。芭蕉の意志を継ぎ世界中の街での発表を志す。近年参加した主な展示として六本木アートナイト2023「都市のいきもの図鑑」