小金沢健人Takehito Koganezawa
1974年東京生まれ。武蔵野美術大学卒業後1999年に渡独、2017年までベルリンを拠点に活動する。「ドーナツの穴を手に入れるためにドーナツをつくる」という初期の作品から、近年の劇場空間を使ったインスタレーション/演出まで、一貫して空白や空虚との関わりがテーマとなっている。
メディアシティソウル(2000)、マニフェスタ、モントリオールビエンナーレ(共に2002)、シャルジャビエンナーレ(2003)、横浜トリエンナーレ(2004)、アジアンアートビエンナーレ(2009)、あいちトリエンナーレ(2010)、などの大型国際展の他、ICA(ロンドン、2001)、クイーンズミュージアム(NY、2001)、クンストハレ(ウィーン、2004)、ノイエナショナルギャラリー(ベルリン、2006)、サンパウロ現代美術館(2008)、ハウスコンストラクティブ(チューリッヒ、2009)、ハウスアムバルトゼー(ベルリン、2012)等欧米の展覧会に数多く参加。国内ではMIMOCA(2009)、スパイラル(2016)、KAAT(2019)での個展のほか、東京都現代美術館、金沢21世紀美術館などでも展覧会に参加している。