ATAMI ART GRANT 2021
ABOUT GRANT
PROJECT ATAMIは、「熱海の魅力をアートにより再発見し、目にみえる形にする」ために生まれました。アーティストは、その新しい目で、みえないものを目にみえる形にすることができる人だと考えています。
熱海に、レジデンスを通じて、あるいは、年に一度のグラントを通し、アーティストを招き入れることで、「熱海にうもれた魅力を引き出し、目にみえる形にする。それにより、みえなかった色がみえてきて、色鮮やかな熱海を写すことができる。」と考えています。結果、熱海が色づいてくる、熱海の新たなイメージを人それぞれ受け取ることができます。
PROJECT ATAMIを通して、新しい熱海像を発信できれば幸いです。
展示概要
Color ATAMI 2021.11.16 Tue. ~ 12.12 Sun.
Open 11:00-18:00 closed on Tue, Wed※ACAOは会場が広いので、17:00までに入場受付を行ってください。
※一部会場により異なりますので詳細は各会場ページをご覧ください。
入場料:無料(一部、宿泊者のみ入場可能な場所やワンオーダー制の場所もあり)
アーティストの制作活動支援を目的とした取り組みで、「Color ATAMI」をテーマに熱海の街に彩りをつくるアーティストを公募。認定者によって制作される作品は、本取り組みに共感してくださった行政・企業・個人のご協力のもと、熱海市内において広く展示を行います。
- [主催]
- PROJECT ATAMI実行委員会
- [後援]
- 熱海市
- 熱海温泉ホテル旅館協同組合
- ⼀般社団法⼈熱海市観光協会
- 熱海商⼯会議所
- 株式会社タイソンズアンドカンパニー
- 公益財団法人静岡県文化財団
- スタートバーン株式会社
- 三菱地所株式会社
- (50音順)
[参加作家]
EVENT
会場
ARTIST
ATAMI ART GRANT ARTIST
ACAO ART RESIDENCE ARTIST
審査員
襟川文恵
Fumie Erikawa
公益財団法人横浜市芸術文化振興財団横浜美術館 経営管理グループ 渉外担当リーダー
石油系商社、生命保険会社、婚礼装花企画会社、茶道家元事務局での勤務を経て、2005年9月から森美術館でディベロップメント業務を担当。同館の個人・法人のメンバーシップ運営に携わる。2013年4月から現職。ファンドレイジング、外部(個人・法人・団体)との連携事業企画などを展開するかたわら、町の文化インフラとして「人々の暮らしに必要な美術館」を目指して活動中。
來住尚彦
Naohiko Kishi
アートフェア東京 エグゼクティブ プロデューサー、演出家
1985年、早稲田大学理工学部卒、株式会社東京放送ホールディングス(株式会社TBSテレビ)入社。「赤坂BLITZ」「赤坂サカス」の企画立案、プロデュースを行う。
2015年、一般社団法人 アート東京 設立。国内最大級の国際的アート見本市「アートフェア東京」のエグゼクティブ・プロデューサーを務め、日本のアートマーケットの発展、芸術文化の振興を目的とし、アートを軸に様々な事業を企画、制作する。様々なテレビ番組や舞台、イベント、コンサート、音楽ソフトのプロデューサー、演出家として活動する他、地方自治体や行政機関のブランディング等を手がける。
隈 研吾
Kengo Kuma
建築家、東京大学特別教授・名誉教授
1954年生。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授、東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。国内外で多数のプロジェクトが進行中。国立競技場の設計にも携わった。主な著書に『点・線・面』(岩波書店)、『ひとの住処』(新潮新書)、『負ける建築』(岩波書店)、『自然な建築』、『小さな建築』(岩波新書)、他多数。
中野善壽
Yoshihisa Nakano
東方文化支援財団 代表理事
1944年生まれ。伊勢丹入社後、1973年 婦人服専門店鈴屋に入社し代表取締役専務など歴任。1992年 台湾に移り中国力覇集団百貨店部門代表就任、2002年 遠東集団董事長特別顧問及び亜東百貨COO就任。2011年 寺田倉庫社長兼CEOとなり、拠点である天王洲アイルをアートの力で独特の雰囲気、文化を感じる街に変身させた。 2015年 中華民国(台湾)文化部国際政策諮問委員(顧問)就任し現任。2018年 モンブラン国際文化賞を受賞、2019年 寺田倉庫を退社、同年 地域や国境を超えた信頼感の醸成をはかり東方文化を極めたいというビジョンを持ち東方文化支援財団を設立、代表理事を務める。2020年4月 著書「ぜんぶ、すてれば」を出版。
南條史生
Fumio Nanjo
美術評論家
慶應義塾大学経済学部、文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。国際交流基金(1978-1986)等を経て 2002年より森美術館副館長、2006年11月より2019年12月末まで森美術館館長。過去にヴェニス・ビエンナーレ日本館(1997)及び 台北ビエンナーレ(1998)コミッショナー、ターナープライズ審査委員(ロンドン・1998)、横浜トリエンナーレ(2001)、シンガポール・ビエンナーレ(2006、2008)アーティスティックディレクター、茨城県北芸術祭総合ディレクター(2016)、ホノルル・ビエンナーレ キュラトリアルディレクター(2017)等を歴任。近著に「疾走するアジア~現代美術の今を見る~」「アートを生きる」など。
日比野克彦
Katsuhiko Hibino
美術家
1958年岐阜市生まれ。地域性を生かしたアート活動を展開。「明後日新聞社 文化事業部/明後日朝顔」(2003~現在)「アジア代表」(2006年~現在)「瀬戸内海底探査船美術館」 (2010年~現在)「種は船航海プロジェクト」(2012年~現在)等。2014年より異なる背景を持った人たちの交流をはかるアートプログラム「TURN」を監修。現在、東京藝術大学美術学部長、先端芸術表現科教授。
お問合わせ
PROJECT ATAMI事務局
(〒413-8555 静岡県熱海市熱海1993-250)
E-mail:info@projectatami.com
OFFICAL PARTNER
倉庫街だった東京・天王洲アイルエリアを、アートの力で独特の雰囲気、文化を感じる街に変身させた活動が評価され、2018年に「モンブラン国際文化賞」を受賞した寺田倉庫・前社長の中野善壽がその賞金を活用し、2019年8月に地域や国境を越え、ボーダレスに、更に飛躍したビジョンを持つ「東方文化支援財団」を設立いたしました。
「東方文化支援財団」は、1.文化をテーマにした国際カンファレンスの開催、2.普段スポットが当たる事が少ない、文化の下支えをしてくださっている方々への感謝を表す為のアワード運営、3.地域再生を意識した活動、4.産学連携によるアートの保存保管機能充実の為の活動、5.若手アーティストの作品買い上げ、価値創造の為の活動、6.東方文化圏における文化事業の支援、の6方面事業を展開しております。