ニミュNimyu
中国出身、東京を拠点に活動するアーティストのニミュは、北京の中央美術学院を卒業後、ニューヨークに渡り、ニューヨーク・アカデミー・オブ・アート ⼤学院を卒業しました。2022年Taku Sometani Galleryでの「Invisible Ark; Where is the Other Shore You Want to Reach?」や、北京798アート・ディス トリクトのMOUアート・ギャラリーでの「 Iro Iro」(2015) 、「The Wound of The Bond」(2016)、「If You Ask Me」(2017)、ニューヨークFuseギャラリーでの 「Refracted Beings」(2012)など多くの個展・展覧会を開催。 他にもWhite Rabbit Museum collection(オーストラリア)や Scope Basel(スイス)、Masur Museum (ロスアンゼルス)、Urban Art and Media Organization (ドイツ)、 Jack the Pelican Presents、Limner Gallery、Sloan Fine Art(すべ てニューヨーク)など世界中で発表されています。
二ミュの作品はペインティング、ビデオ、アニメーションなど、さまざまなメディアによって生み出されています。彼女の作品は現代の情報化社会を反映すると同時に、私たちを取り巻く情報の信憑性に疑問を投げかけています。ニミュのカラフルでありながら不気味な表現は、現代の権力構造を明るみにし、情報に飽和したデジタル社会からの自らの解放を鑑賞者に促します。